南沢あじさい山design project
東京の山の原風景が残る秋川渓谷の中に、50年かけて1万本の紫陽花が植えられた山
南沢あじさい山
30年くさらない木材、PARKSWOODを用いた施設全体のリデザイン計画のデザインコーディネートを行った。(休憩施設、物見台、入口フェンス、施設内サイン)
90φの丸太をメインモジュールに、伝統構法である校倉造を基調としてデザインしている
コンクリートを一切使わずに、木材とボルトのみで構築物を計画している。材料は2tトラックで運搬可能。工事環境が整っていない場所でも、身軽に構築物を作ることを強く意識した
コンクリートからのアルカリ成分が土に出ないため、生態系への影響も少なく、構築物ができた後も、その場が持っていた原風景を壊すことなく環境が循環する。
移築、また木材のみのため土に戻すことも可能。材料を限定することによる構築物のサーキュレーションを腐らない木材で実現した
SITE:東京都あきるの市 南沢あじさい山
デザインアドバイザー:AREANO鳥海宏太、甘粕建築設計事務所
参考:
https://ajisai-yama.com
https://www.instagram.com/ajisai_yama/
写真:甘粕敦彦、AREANO 鳥海宏太